登場人物

「あなたの身近に短麺つゆ」

短麺つゆCMタレント 菱さやか

誕生日 : 7月7日
年齢 : 26歳
身長159cm

「菱は必死に生きてます!」

このキャッチコピーを引っ提げ、17歳で芸能界デビュー。

18歳の夏に「短麺つゆ」専属CMタレントに起用されて以来、今年で9年目を迎えました。

今ではすっかり「短麺つゆのお姉さん」として親しまれています。

「あなたの身近に短麺つゆ」

私も短麺つゆと共に歩んできたおかげで、今こうして皆さんの身近な存在になれたことをとても嬉しく思います。

10年目に向かって、短麺つゆと共にこれからも精進して参りますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします!


※左のアーティスト写真はデビュー当時のものです。

(インタビュー抜粋)

実はオードリー・ヘップバーンに憧れてこの業界に足を踏み入れました。

オードリーの代表作の『ローマの休日』『サブリナ』『マイ・フェア・レディ』のように、世間知らずの姫君や素朴な少女が出会いによって華やかに変わっていく「シンデレラストーリー」や「変身・成長物語」が昔から大好きなんです。

ファッションも素敵ですよね。
『パリの恋人』『ティファニーで朝食を』『おしゃれ泥棒』など、映画自体がトレンドファッションメディアの役割を果たしているところにもすごく憧れます。

普段は「短麺つゆの和服のお姉さん」というイメージが強い私ですが、休日は『昼下がりの情事』のアリアーヌ巻きを真似て、友人が経営するカフェに行ったりもしているんですよ。

たまにご年配の方に「真知子巻きね〜」とお声がけいただくことがあって調べてみたら、日本の映画『君の名は』(1953年)でも似たトレンドがあったと知り、映画がファッションに与える影響は国を超えて共通しているんだなと感銘を受けました。

「洋服より和服が似合う」と言われることが多い私ですが、いつかオードリーのように、誰もが憧れるシンデレラストーリーを演じ、ファッションのトレンドを生み出せるような女優になりたいと思っています。ぜひオファーをお待ちしております!

御園さくや (子役当時 12歳)

0歳から芸能界で活躍しており、出演作がことごとくヒットすることから「天才子役スター」の代名詞を持ち、芝居にとどまらず歌やダンスも器用にこなす万能型で、一度目を通した台本は全て暗記してしまうほどの驚異的な記憶力を誇る。
幼少期から日本舞踊を習っている。

日常的に「誰か」を演じることを求められているため、自分自身の自我を表に出す行動は控えるべきだと考えており、普段着はあえて地味で目立たないものを好む。
幼い頃から大人の社会に揉まれてきた影響で思考は非常に大人びており、同年代の子供らしさは薄い。
身体的にも同年代より成長が早かったため、小学校高学年の頃にはすでに中高生役もこなしていた。

劇中でアイドル役を演じた際、劇中歌としてリリースしたシングル『カリスマ・ディストーション』は、オリコン週間シングルランキングで最高3位を記録。
その後もロングヒットを続けてミリオンセラーを達成し、累計売上120万枚を誇る大ヒット曲となる。

代表作は、家族・宗教・貧困といった重厚な社会問題をテーマにしたドラマ・映画『家なき娘』。
同作は海外まで波及するメガヒットとなった一方、「幼い子供にショッキングな役を演じさせること」への倫理的・社会的な賛否両論を巻き起こした。


12歳の冬。
仕事終わりに付き人の送迎で立ち寄った公園で、彼女は突如として姿を消す。

その後、火災が起きた廃工場で発見され「誘拐事件」と判明したものの、なぜか被害者であるはずの彼女自身へ猛烈なバッシングが集中。
身の危険を感じるほど加熱した世間の攻撃により、彼女は芸能界引退へと追い込まれることとなった。


御園(みその)さくやは芸名で
本名は北郷(ほんごう)さくら。

(引退会見 全文)

本日はお忙しい中、急な呼びかけにもかかわらずお集まりいただき、誠にありがとうございます。御園さくやです。

この度は、私に関する一連の騒動におきまして、関係者の皆様、ファンの皆様、そして世間の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。
本日、私自身の口から皆様に今後の進退についてお伝えしたく、この場を設けさせていただきました。

現在お引き受けしているお仕事をすべて終えましたら、私、御園さくやは芸能界を引退いたします。

事件の発端となった出来事につきまして、世間からは私の行動や存在そのものに対する厳しいお叱りや、事実とは異なる心ないお言葉も数多くいただきました。
被害者という立場でありながら、私が芸能界に留まり続けることで皆様の不安を煽り、社会に不必要な摩擦を生んでしまったのだと、連日の報道を通じて深く痛感しております。

引退を決意いたしましたのは、私自身へのバッシングのためだけではありません。私を庇い、見守ってくださる大切な身近な方々の生活が脅かされている事態を、これ以上傍観することができなくなったことも理由の一つです。
私の一存で、私の大切な人たちをこのまま危険に晒し続ける訳には参りません。

事件後、活動を休止する中で、これまでの自分を振り返り、考える時間が多くなりました。

これまで私は、ドラマ『家なき娘』をはじめとする様々な作品を通じて、貧困や孤独、不条理に苦しむ人々の役割を「演じる」ことで、その痛みを表現してまいりました。
しかし、役を演じるだけでは、そのモデルとなった過酷な現実を生きる人々を直接手助けすることはできません。

私は、フィクションを演じる側から、現実に向き合い……できるならば「手を差し伸べる人」になりたいのです。

そのためには、作られた芸能界という世界を一度離れ、自分自身で社会の仕組みを学び、誰もが経験する当たり前の生活や苦悩を自分自身の身体で経験しなければならないと、今回の事件を通して強く感じました。
知識を得て、視野を広げ、私の本当の役目を見定めるための引退です。

私は、人が好きです。

どれほど言葉の暴力に晒されようと、人そのものを嫌いになること、人と関わり続けることを諦めることは絶対にありません。
これから先、どんな困難があったとしても、しっかりと人と向き合って生きていこうと思っております。

0歳でこの世界に入ってから12年間、私に「御園さくや」という役を与え、育ててくださったすべての方々に心より感謝申し上げます。これまで本当にありがとうございました。

……なお、誠に勝手ながら、今後の私個人への取材や追跡は固くお控えいただけますよう、伏してお願い申し上げます。

本日まで、本当にありがとうございました。

(深くお辞儀をし、質疑応答に応じることなく一礼して退出)

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